ある日上司が中国人になった②
新社長のシュウさんの衝撃の就任挨拶からすこしづつ社内の雰囲気に変化が見られた。
なんと、中国語で全く話の内容がわからなかったにもかかわらず、なんかホッとした、いい印象がした、といったポジティブな意見が散見し始めた。極端な話「中国に乗っ取られた」的な保守的な意見を言っていた人たちも、ころっと態度を変える人が目立ち始めたんですね〜!
これには驚き!
話している内容よりも、その佇まいや雰囲気、表情によって人は影響を受けるというのがよくよくわかった瞬間でもあった。そういった意味ではこの社長あいさつは大成功だったし、シュウさんのカリスマ性というかリーダーシップは素晴らしいものだった。
挨拶で話した内容は、翌日、日本語訳して社員に公開された。
- 新しくスーパーフレックス制を導入する
- 勤怠管理にも使えるスマホを従業員全員に配布する
- 社員の誕生日と大切な人(奥さんなど)の誕生日は休日とする(年2日)
- 上位層以外の人事、部門移動は今の所なし
- 給与は新しく設定されたベースに基づき新しく評価する(下がる人はほぼいない)
いい感じじゃん!!